ギロウズ東京ツアー 鳩の街編


前回の吉原からの続き


江戸時代さながら日本堤の土手通りを歩き隅田川へと出ます。

いわゆる吉原帰りというやつです。

江戸の粋人をきどりながら歩いていると目の前にそびえ立つスカイツリー。

まさに時代錯誤 . . . . 。

スカイツリーに監視されながら歩く事20分、東向島一丁目に着きます。

これから向う街は昭和の時代。赤線鳩の街です。

その名が示す通り平和にちなんで名付けられ、終戦直後に作られた色街です。

今は古錆びた鳩の街商店街ですが、昭和レトロな商店街として活性化に取り組んでいる様です。ホームページもありますが、赤線やカフェーについては一切触れられていません。

また、吉行淳之介の「原色の街」はこの鳩の街が舞台となっています。

色街、遊廓は日本文学に大きな影響を及ぼしているにも関わらず何故記憶から抹消されてしまうのでしょうか…。

さて、鳩の街のカフェー街は商店街より一本裏の路地になります。当時銀座通りと呼ばれた路地にお店が連なっていました。



















こちらが銀座通り跡。


この裏路地にカフェー建築が密集していました。




見落としがちな場所にもタイルの残骸が残っています。



タイルは古い住宅や、銭湯などにも使われていますが、さすがにピンクは選ばないでしょうね。カフェー建築の醍醐味はやはり配色タイルに限ります!

ただ残念だったのがこちらの建物






































こちらは2月に撮影したものですが、見事なまでのタイルはすべて真っ白に塗りつぶされていました . . . . 。

なぜ今更塗り直す . . . .?

最後に鳩の街一番の名所を。



OFF LIMITS とは進駐軍の入店を禁止するサインです。おそらくこのサインが残っているのは全国探しても鳩の街くらいでしょう . . . 。いやぁすごい!!

急速に都市開発の進む東京でもこれだけ建物が残っている場所は鳩の街くらいではないでしょうか。しかし、いつ取り壊されてもおかしくありません。自分に何が出来る訳でもないので保存して欲しいとまでは思いませんが、これらの建物に生で触れる事が出来るのはおそらく今が最後でしょう。

ギロウズの遠征、次回は奈良、京都を予定しております。

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