ギロウズ夏ツアー 大津柴地遊廓 2



名古屋から乗り継ぐこと約2時間半。大津へとやってきました~!!

今回は1日で滋賀3箇所をまわる強行スケジュールのため、前置きは省略です。


大津の印象を一言で説明すると、古い!渋い!!


さぁさぁ、駆け足で遊廓のあったと思われる長等町へと向います。


初めて訪れる地のためイマイチ土地勘が掴めずウロウロしていると、あちらこちらにスナックが現れはじめます。


これは廓へと近づいている証拠でしょうか。ムンムンと色気づいてきましたよ . . . .


おおっ!!


と思いましたが、こちらは登録有形文化財にもなっている料理屋「豆伸」さんです。

大正3年の古地図にもちゃーんと名前がついていました。



という事は、豆伸さんの横の道が廓の入り口、下柴地遊廓となる訳です!!

近くにいたおじいちゃんに確認をしてみましょう。

「あぁ昔遊廓だったよ。ここはメインの通りで、よぉ賑やかやった。あそことあそこと、あそこの家が今でも残ってるよ。」

と、とてもご親切に教えてくれました。

それでは '' あそことあそこと、あそこの家 '' に近づいて見ましょう。


まずは最初のあそこ



見事な屋根です . . . . 。奥行きもかなりあり、大店であったと思われます。


次のあそこはそのお隣さん



こちらは西洋風な作りが印象的です。


レリーフもお見事です!!


最後のあそこの家です


屋根を見ると瓦になっています。こういう和と洋が交じり合った遊廓建築はギロウズのツボです。どうやら飲み屋さんっぽいので、次回は夜に伺いたいものです。

おじいちゃんの情報によれば、この建物の十字路を境に上と下とで分かれていた様です。


上柴地遊廓

下柴地遊廓

ちょうど、メインストリートの真ん中にたっている事になりますね。

次は目抜き通りから1本裏へ入ってみる事にしましょう。




(大津の凄さはここからでした . . . . . )

つづく 

1 件のコメント:

  1. 西洋風の建物も妓楼だったんですね!
    見たときは確信が持てませんでしたが、やっぱり聴き込みは貴重ですね!!
    すばらすー!

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